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作品を知る
【『三匹の蟹』など】小説家・大庭みな子のおすすめ作品
デビュー作『三匹の蟹』で芥川賞を受賞し、生涯に渡って精力的な執筆活動を続けた作家・大庭みな子。初期の傑作短編集や評伝『津田梅子』など、大庭みな子の魅力を知ることのできるおすすめの作品を、4作品紹介します。
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作品を知る
ポップさのなかにある優れた批評性 野中柊おすすめ4選
91年、「ヨモギ・アイス」で第10回海燕新人文学賞を受賞した野中柊は、在米経験を生かして日米のカルチャーギャップを綴った小説や、キュートな恋愛小説で人気の作家です。そんな著者のおすすめ小説4選を紹介します。
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今日の一冊
ソン・アラム 著、吉良佳奈江 訳、町山広美 解題『大邱の夜、ソウルの夜』/韓国で生きる女性・・・
自分らしく生きたい。そう思ってがんばっても、女性たちは地元や家族や世間の目に縛られ、なかなか自由に羽ばたけない――韓国のみならず、全世界の女性の共感を呼ぶマンガ!
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【『まん延』『温度感』『〇〇ガチャ』etc.】「ふだん使いの言葉」を見つめ直すための3冊
定型文や流行り言葉、キャッチフレーズなど、日常的になにげなく使っている言葉の意味や意図について、あらためて深く考える機会はあまりありません。今回は哲学や社会学の分野から、そんな“普段づかいの言葉”について見直し、考えを巡らすヒントを与えてくれるような本を紹介します。
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シリーズ
萩谷麻衣子の「幸せになれる離婚の作法」 ~“お金と子ども”の不安を解消します!~【第2回】
家庭内DVに悩んでいる人は、意外と多いのではないでしょうか?なかには、「DVされている」という認識すらない方もいらっしゃいます。DVからあなたと子どもの身を守るには、どこに相談すればいいのか、また「先立つものがないから別居はできない」という場合、何か方策はあるのか――などについて見ていきましょう。
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シリーズ
【SM小説】美咲凌介の連載掌編「どことなくSM劇場」第43話 彼女のいる部屋
人気SM作家・美咲凌介による、書き下ろし掌編小説・第43回目は「彼女のいる部屋」。「どえむ探偵シリーズ」はしばらくお休み。一話ごとに趣向の異なる単発ものをお楽しみください。今回の主人公・私は彼が買った赤いクルマに乗って海が見える別荘まで出かけていた。そんなとき私が考えていたのは、もうずっと会っていない双子の妹のことで……?
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【実写映画化】凪良ゆう『流浪の月』の3つの魅力
広瀬すず・松坂桃李ら豪華俳優陣が出演する映画『流浪の月』が、2022年5月13日から全国公開されます。映画の原作は、人気作家・凪良ゆうの同名の小説。2020年本屋大賞も受賞した本作のあらすじを詳しく紹介しつつ、作品の魅力を3つの観点から解説します。
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卑屈さを原動力に 姫野カオルコ おすすめ4選
2014年、『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞した姫野カオルコは、社会派小説からコミカルなエッセイまで、読む人の心にざらつきを残すような作風で知られています。そんな著者のおすすめ小説・エッセイ4選を紹介します。
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シリーズ
【NYのベストセラーランキングを先取り!】物語後半に思わぬ展開が待つ、ルーシー・フォーリー・・・
NY在住のジャーナリスト・佐藤則男が紹介する、アメリカのベストセラー事情と、注目の一作をピックアップするコラムの77回目。謎だらけの住人が住むパリの豪華マンションで失踪した兄を追う! まるでアガサ・クリスティの小説に登場する名探偵「ミス・マープル」のような妹の物語を紹介します。
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地方出身者の悲哀と奮闘と 山内マリコおすすめ4選
東京に行きさえすれば、すべての不満は解決されるはず――。このように、東京に憧れる地方出身者は多いのかもしれません。自身も富山県出身の著者は、さびれゆく田舎の閉そく感や、地方出身者の上京時の戸惑いなどをテーマにした小説を発表してきました。そんな著者のおすすめ小説4選を紹介します。
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時代を切り取る確かな眼 酒井順子おすすめ4選
2003年刊行の『負け犬の遠吠え』が社会現象となり、第20回講談社エッセイ賞と第4回婦人公論文芸賞を受賞した酒井順子。時代によって変わる女性の生き方や家族のあり方、紀行文などを、独自の切り口でユーモアたっぷりに描くことで人気のエッセイストです。そんな著者のおすすめエッセイ4選を紹介します。